自分らしさってなんだろう?とふと考えたことがありました。
そう思う時はいつも誰かの世界に触れたときでした。
誰かの作品展へ行ったとき。誰かの作品を見せてもらったとき。誰かのお家にお邪魔したとき。誰かの鞄の中身。誰かの身につけている物。
誰かの世界観に足を踏み入れたとき、その鮮やかさに圧倒されると同時にでは自分は?と比べてしまう時があります。
比べてみて私も見習ってみよう。あの人のようになってみようと思う人もいるかもしれません。
ただ、あの人はあの人で自分は自分です。
全てを憧れの人と同じにしてみても、生まれてきた環境も生き方も、考え方も違う人の世界が自分にぴったりとはまることってとても稀なことだと思うのです。
また、見習うと言うことは憧れの人の作り出す世界観をずっと待っていなくてはなりません。
そうなると受け身の状態です。
心の奥底の自分が自信を持つことも、ある意味では納得することもできず、時おり不安に駆られてしまうこともあると思います。
私も学生の頃とても悩みました。悩みぬいて考えて作った結果、人から「自分の世界観があるよね」「こういうのすごい好きそう」と言われることが増えました。
そこからは自然と自分独自の世界を持つことができて自信がついていきました。
この記事では筆者が考えて実践してきた自分らしさを作り出す方法を綴っていきたいと思います。
自分の選んだものになぜ?と問いかける
自分らしさを作る方法は自分らしさを見つけていくことです。
自分らしさ、個性は元々自分に備わっています。ただ、あるのに見つけていないだけです。
見つけてこれは確かに私の個性だと、自分らしさだと体現できなければなかなか実感しづらいのだと思います。
なので自分が好きなものに「なぜこれを選んだのか?」理由を考えてみましょう。
今、自分の部屋には何があるでしょうか?
部屋にある物すべて理由があって買い集めたものがたくさんあるはずです。
意識せず集めたものにも「なぜ選んだのか」を考えてみましょう。
例としてバッグを挙げてみます。
このバッグをなぜ選んだの?→可愛かったから。
どんなところが可愛かった?→好きな色だし、大きなリボンが付いてて可愛い。
と、まずは簡単に考えてみます。
次は漫画。
どうしてこの漫画を選んだの?→今話題で面白いと聞いたから。
どんなところが面白かった?→ストーリーが予測できなくて最後の最後で大逆転するところが面白かった。
好きなキャラクターはいた?→主人公よりも悪役の方が魅力的で好きだったな。
どんな魅力があったの?→人を貶める残忍さがあるのに本当は悲しくて暗い過去があるところ。思わず同情してしまった。
自分が答えを出しやすいものから始めてみましょう。
YouTubeの動画や配信者、アイドル、お部屋の家具や筆記用具、洋服やアクセサリー、家電、本や音楽などなど自分が選んできたものになぜ選んだのかを考えてみます。
好きを細分化してみる
「好き」をより細かく分解してみましょう。
先ほどのバッグの例では
このバッグをなぜ選んだの?→可愛かったから。
どんなところが可愛かった?→好きな色だし、大きなリボンが付いてて可愛い。
でした。これをもっとバッグのパーツ、要素ごとに細かくしてきます。「好き」の細分化です。
挙げられる問いかけは
・バッグのブランドが好きなの?
・バッグの生地、材質が好き?
・バッグの持ち手の形は?
・バッグの金具の色や形は?
・バッグの機能性(ポケットがたくさん、ハンドバッグがリュックにできる、ショルダー式のなるなど)?
・バッグの大きさが好み?使いやすい?
・バッグの知名度(みんな持ってる、人気)?
・期間限定品?
・のちに売ったら価値がある、財産になる?
ざっと考えてみました。
物ひとつ取ってもこれだけ挙げられました。
普段意識しておらず何となくで物を買っているのなら、改めて意識してみましょう。
自分を具体的に知ることができるのでオススメします。
自分の嫌いにもなぜ?と問いかける
逆に嫌いなものもたくさんあるはずです。
そしてそれはただ嫌いといわけではなくこういうところが嫌いと部分的に洗い出してみましょう。
嫌いだったり、苦手だったりする事や物も細分化して「なぜ嫌いなのか?」改めて考えてみます。
それらにも必ず理由があるはずです。
紙に書き出して共通点を見つけてみよう
好きな要素や嫌いな要素をノートでもメモ帳でもいいので書き出してみましょう。
その要素にはどこか共通点があるはずです。
共通点を見つけ出せば自分はこういうのが好きな傾向があるのかと新しく発見することができます。
私はその傾向こそが自分らしさや個性の種だと考えています。
カラフルでスポーティな服や小物が好き。
コットンの洋服や植物を部屋に置くのが好き。
お部屋はコンクリートの壁にガラスや金属、IoT家電、ハイテク機器など無機質なものを置くのが好き。
など人の好みは様々です。
ここでの注意点は共通する傾向はひとつに絞るのではなく、いくつも存在していると思ってください。
洋服はモノトーンでバッグやアクセサリーもシンプルな物を身に付けるのが好きだけど、お部屋は可愛らしいピンクのフリルやレースのものでいっぱい。
などシンプルなデザインの物が好きな自分がいる一方で、可愛らしい物が好きという自分もいる。
色んな自分がいて良いのです。
逆に共通点が見つからない場合でも気にすることはありません。
共通点がないのをまとめているのが自分。
そこが自分らしさになります。
自分らしさは自由自在なもので制限をかけるべきではありません。
スキマ時間に自分へインタビューしてみる
ちょっと照れてしまいますが、頭の中で自分で自分にインタビューしてみるのもいい手段です。
俳優にアナウンサーがインタビューするように自分に問いかけるようなイメージをすると分かりやすいでしょうか?
「情熱⚪︎陸」や「アナザース⚪︎イ」に自分が出演した時のような感じで想像を膨らませると面白いかもしれません。
自分をもっと知って自分らしさを認識していきましょう。
好きはこだわりに、こだわりは個性になっていく
自分の好きを明確に自覚していくと好きはこだわりへと変わっていきます。
ハサミひとつを取っても、買うのならこういうハサミがいいというこだわりの例を想像で挙げてみます。
ある人の欲しいハサミとは
・大きさは手のひらよりも一回り大きいもの
・持ち手の色は他の筆記用具が白色にしているから統一感が出る白色
・できれば切れ味がいい方がいい
・お値段は高くても1,000円まで
・子どもがいて危ないから刃の部分にキャップが欲しいな
などなど。
こだわりがあるとお金の無駄遣いをしなくなります。
なぜなら自分のこだわりと合致する商品しか買わなくなるからです。合致しなかったら一部分を諦めて買うこともありますがよく考えて物を買うようになります。
結果、自分の周りが好きなものいっぱいになっていくのです。
自分の好きな傾向から導き出したこだわり。それこそが目に見える自分らしさ(個性)だと私は考えています。
自分らしさは変化するもの
自分らしさはすでに皆さんが持っているものです。
歳を取ったり、置かれている環境や見たもの、人と関わるに連れて影響を受け、色んな形に変化していくのも個性の面白いところです。
個性とは自由。気をつけるのは決して変わってはいけないと思わないことです。
自分の個性はこうだと型にはめて変化することを拒絶してしまうと自分を縛ってしまうことになります。
また、人から自分の変化を受け入れてもらえずに悩んでしまう方もいらっしゃると思います。
私たちは法律を守り、故意に人に迷惑をかけず、所属しているグループのルールを守っていれば基本的には自由です。
自分が良い方に変わっていると感じるのなら自分を信じてください。
ただ、自分を大切に想ってくれる人たち、信頼している人など複数人から何度も言われるようなら一度考え直すことをしてみるのもいいかもしれません。
自分をより客観的に落ち着いて見てみることも大切です。
頭を柔らかくして臨機応変に対応していきましょう。
最後に
いかがでしたか?
自分のことを知るともっと自分のことが好きになります。
自分が好きなもの、嫌いなもの、苦手なもの、どちらでもないもの。それは物や人、行動もあります。
色んなことを知りながら自分の説明書を作るようにいっぱい見つけてみてください。
説明書がどんどん追加、更新されていけば自分らしい人生を見つけ出すヒントにもなります。
ただ、何事も一生懸命にやっては疲れてしまうのでゆっくり、のんびりやっていきましょう。
義務ではありません。やれたらやるくらいの気持ちで。

